GODIVAの「義理チョコ廃止」広告は同業者潰し??
どーも、ZODAです。
今週のお題「バレンタインデー」
バレンタインデーといえば、学生の頃に男なら顔面偏差値の良し悪しに関係なく、そわそわする一日。ではない!!!!
学生の頃は、チョコがもらえなかったらグループ内で下位扱いされるかもしれない(実際そんなことはない)と不安に駆られる日である。
気の利く女子が義理チョコを用意してくれてたりすると、本当に神々しく見える。
小学生の時にチョコが一つももらえなかった時には、親に心配をされたこともあった。
余計なお世話だ。
その可哀想な目で見てくる両親の影響を受けたのか、おかげさまで今でもバレンタインデーはあまり好きではない。
さて、少し前になるが日経新聞の広告にGODIVAが「義理チョコ廃止」を提案するというものがあった。
バレンタインデー商戦真っ只中に、チョコレートのリードカンパニーが「待った」をかけるのは非常に驚いたし、女性目線の提案でネットで話題になったかと思われる。
GODIVAは儲けも控える気になったのか、、、と思ったが少し考えて見ると、「あれ、同業者潰し??」と思うことが出てきた。
それは、義理チョコの価格帯。
「日頃お世話になっている感謝を込めて」とか「友達と交換♪」くらいのものにGODIVAのチョコを渡すとはあまり考えられない。自分が女なら絶対に買わない。
つまり、「義理チョコはやめよう」と言っている会社は、本命チョコ専門会社。
つまり高価格帯チョコレートな訳で、2月14日に想い人にチョコをあげる文化さえ残せればNO問題なのである。
一目で義理と分かるチョコこと「ブラックサンダー」にとってはちょい迷惑な話である。
女性目線な広告をうっておきながら、自社には影響を与えない。実に策士である。
まあ、あくまでGODIVAが高いか安いかは人によって異なるし、別にGODIVAのチョコばら撒きますよっていう人には、そもそもこの広告は響かない。(と思う)
どちらにせよ、日本人は周囲の目を気にする性なので、今年も苦労する女性は多いのだろう。
ちなみに私の勤める会社は、男性が9割以上の会社で、女性がチョコを配るとキリがないので、渡す文化がないそうだ。(先輩が言ってた)
もらえないことがわかっていると安心する。
今年も何食わぬ顔でバレンタインデーにグミを食ってやろうと思う。
父上、母上、今年もチョコはゼロです。
産んでくれてありがとう。